事例の概要


課題背景

  • 最新鋭の技術を組み合わせた新社屋にふさわしい通信インフラを

    浜松を代表する総合建設会社として多彩な実績と信頼を重ねる建設メーカー。創立65周年事業の一環として計画された新社屋の建設を機に、積年の複雑化により管理が煩雑になっていた社内ネットワークの一新が決定しました。新社屋は高度な免震装置を備え、太陽光発電や高効率空調システムの導入でエネルギー消費を限りなくゼロにするZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)。建設業界でも急速にIT化が進む中、新世代の社屋にふさわしい、高度な通信インフラを支えるネットワーク機器が求められていました。

 

サービス概要図

主な機能

◎各支店での遠隔保守を見据えてVPN接続に実績と信頼性の高いルーターを導入

◎無線LANアクセスポイントで「00000JAPAN」に対応し、災害時に備える地域貢献に寄与

◎スイッチも「LANマップ」機能を活用して遠隔でのネットワーク管理を実践

導入効果

快適な通信と遠隔でのトラブルシューティングを実現

ヤマハ製品導入後は、ネットワークに関するトラブルがほとんどない状態を維持しています。将来を見越して10Gの光回線を導入し、LANケーブルもCAT6A対応に変更。そして1F〜3Fの各フロアには無線LANアクセスポイント「WLX313」を配置し、社内のどこにいても同一のSSIDで無線通信が行えるようになりました。さらに全社員にスマートフォン、営業や現場のスタッフにはノートPCを配布し、現場のスタッフにはフリーアドレス制を導入。オフィスのスペース効率を格段に高めています。2020年の春にはコロナ禍により遠隔会議が急増、期せずして高速化に対応した通信環境の実力を証明することとなった他、付帯機能を活用して大規模災害時に無料開放される災害時統一SSID「00000JAPAN」にも対応し、同社が主催するNPO法人『地域環境と自然を愛する会』を通じた地域貢献にも寄与しています。
YAMAHAならではの「LANマップ」機能を活用して通信を見える化することで、遠隔でのトラブルシューティングを行っています。「LANマップ」によってネットワーク機器はもちろんネットワークに繋がっているスマートフォンやPCなどの端末まで確認可能に。トラブルの原因特定や障害時の迅速な切り分けが可能になりました。